今、劇場版サラネオを見終わったところです(^_^)
小池徹平くんが頑張っていました。
サラリーマンがワイワイやってビールを飲む姿って、将来の展望が開けるようで、ぼくはすきです。
ぼくは飲めませんが(^_^;)
明日は分からないけど、何とかなるさというメッセージをたくさん貰えた映画でした。
明日も楽しいことを探します(^_^)
明けない夜はない
らんらん♪
「明けない夜はない」と信じているらんらん♪の闘病記です。
平滑筋肉腫という稀少がんと向き合い、思ったことを綴っています。
らんらん♪については、livedoorプロフィールをご覧ください。
こんばんは☆らんらんです。体調は変化なしです。うれいしいことです。
住み慣れた(?)藤岡医院を後にして、午後に実家へと帰りました。
院長先生をはじめとして、多くの方々に支えられた入院生活でした。
本当にお世話になりました。病室に一礼して退院です。ペコリ。(* u.u)) ペコリ.
「人は実に多くの悩みを抱えて生きています。あなただけがつらいのではありません。しかし、悩みのいくつかは、つい何十年か前までは考えもしなかった技術がいとも簡単に普及したことで解消されてきたでしょう。
人はそれにつられ、たくさんの欲求を満たそうという気持ちを持っています。そして究極の欲求が「不老不死」です。しかし、これは容易ではない。
病気をしたら、40歳だって80歳だってそのことで命を落とすのではないかという危惧の心情は同じです。いついかなることがあるにせよ、限りある命だからこそ今日の一日を大切に生きることが求められるのではないでしょうか・・・。」
院長先生が最後に教えてくださった生きるヒントです。
明日からも急に変化するのではなく、ゆっくりじっくり健康への取り組みを続けていきます。
少しわがままになるかもしれませんよ。
しかし今後ともよろしくお願いします☆
明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは。らんらんです。
今日もお仕事だった方、全同教大会に参加されている方はお疲れ様です。
仕事・・・早く復帰したい気持ちと、じっくりと療養してから復帰したい気持ちが交錯しています。
自分にとっては、いかに仕事しかなかったのか本当によくわかります。
そして、仕事を理由に生活の充実を疎かにしてきたかがわかります。
「ゆっくりしてください」といわれて、ゆっくりできない自分がいます。
ゆっくり恐怖症です。
「ゆっくりってどういうこと・・・?」みたいな感覚を持っています。
この療養中に、視野を広げることを覚えたいです。
とは書いたものの、仕事以外でやりたいこと・・・これがぼくにとって難題です。
これこそ「ゆっくりと」考えたいと思います。
自分の健康を取り戻すために自分がやりたいことを選択していく。
選んだことを人のせいにしない。
そう難しく考えないでいいのかもしれませんが、困っています。
「計画を立てたら実行すること。」院長先生からのアドバイスです。
退院後の生活は、楽しみな反面、これまでの偏屈な自分と向き合う時間にしたいです。
ところで、今日はルービックキューブ三昧の一日でした。
6面クリアまであと一息です(^∀^)
iPodでキャンディーズを流していたら、「微笑みがえし」が流れてきました。
なぜだろう・・・泣いていました。
でも、こうして生きていること、このことが今日の幸せです。
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「微笑みがえし」 キャンディーズ
春一番が掃除したてのサッシの窓に
ほこりの渦を踊らせてます
机 本箱 運び出された荷物のあとは
畳の色がそこだけ若いわ
お引っ越しのお祝い返しも
済まないうちに またですね
罠にかかったうさぎみたい
いやだわ あなた すすだらけ
おかしくって 涙が出そう
1 2 3(ワンツースリー) あの三叉路で
1 2 3 軽く手を振り
私達 お別れなんですよ
タンスの陰で心細げに
迷い子になった
ハートのエースが出てきましたよ
おかしなものね
忘れたころに見つかるなんて
まるで青春の想い出そのもの
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楽な生き方について、アドバイスをいただけたら幸いです。
ではおやすみなさい☆
明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは☆らんらんです。
御船町で「がんサロン」が開催され、参加させていただきました。
藤岡先生から「自画像を描く」というイメージ療法の取り組みが紹介され、皆さんで早速書いてみました。
全身の絵を描いた方、患部だけの方、治療の効果を大きく描く方、赤色、黄色、緑色と様々な色を用いて描く方というように、上手い下手は別として個性的な絵が並びました。
絵を描くことによって、自分の状況を自分がどう認識し、課題としているのかという潜在意識が鮮明になりました。
ぼくは、「がん」のイメージを腹部ではなく頭部に赤いクレヨンでヘアバンドのように描きました。
自分のがんは腹部ではなく、むしろ悪いイメージをしてしまう考え方にあるのではないか、と・・・。
そして、自然治癒力の象徴として、笑顔を描きたかったのですが、引きつった笑顔に(汗)
その後、フリートークになりました。
年齢の違いはあれど、人生に対する重みに違いはありませんでした。
お話を聞きながら、どれだけの年月を生きたのこも大切だけど、これから最期の時までにどう生きていくのかを考えることが更に大切だと思いました。
そして、自分自身をいたわるということ。
自分自身のサポーターとして、自分のケアもしていく、そのような心がけが大切なのだということを感じました。
まだまだ学ぶことは多いし、もっと健康になりたいと感じた会でした。
おやすみなさい(`・ω・´)zzzzz
明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは☆らんらんです。
寒くなってきました?
昨年、仕事に復帰した時の学校のカウンセラー室の冷え冷えとした空気を思い出しています。
病室は一定の温度が保たれていますが、散歩で外へ出ると季節の変わり目を感じます。
冷たい飲み物が大好な私ですが、今年の冬は暖かい飲み物にチャレンジしてみたいと思います。
今日はインフルエンザ予防接種を受けました。
皆さんはお済みですか?
その後、お風呂、洗濯、びわ灸、散歩、先生の回診と盛りだくさんの一日でした。
散歩をしていると、前から近くの高校生がアベックで楽しそうに歩いてきました。
う~ん小さな幸せなり.。゚+.(・∀・)゚+.゚
まだまだ心情的には不安定になることもあるのですが、これからも出来ることを出来るだけ、自分に正直に生きていこうと思います。
すみません今日はこの辺で。
おやすみなさい☆
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追伸
先日も触れましたが、肉腫患者のための治療法は、大阪府立成人病センターの先生が研究・開発されています。
それが「標的遺伝子療法」です。↓
熊本日日新聞2006年3月22日付「夕刊メディカル」
http://qq.kumanichi.com/medical/2006/03/post-95.php
2006年の段階で熊日新聞が記事として取り上げており、治療法の一刻も早い確立が待たれています。
私をはじめとする肉腫患者の「いのち」がそこにかかっています。
そして今般、研究施設の移転問題にからみ、研究者が研究に専念できない状態があるということを聞いています。助かるかもしれないいのちがないがしろにされている状態です。
このことを問題としてとらえ、全国の肉腫患者を代表し行動に移しておられる方がいます。↓
「肉腫・GIST患者、患者家族より緊急提言!!」
http://blog.livedoor.jp/curesarcoma/
是非ご覧ください。
また、このことについて御意見(コメント)をいただければ幸いです。
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明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは。らんらんです。
昨年来、平滑筋肉腫という稀ながんに見舞われています。
昨年の夏、人間ドックで異常を指摘され、精密検査で判明しました。
手術を受け、腫瘍と脾臓を摘出しました。
そして今年8月末、再発が確認され、二度目の手術を受けました。
39歳の現役の教員である私に突然大病が襲いました。
平凡な人生だったゆえに、この出来事は私を混乱させ、絶望の淵へと追いやりました。
私は原因が全て自分にあるのではないかと感じ、自分を責めました。
しかし、責めても責めても這い上がるきっかけが掴めるはずはありませんでした。
明日への明るい展望が持てるような何かを見出したいと思いました。
そのためには、まずは自分の病気を受け入れなければなりませんでした。
がんは外部から侵入してきたものではありません。
従って、私自身が持っている治癒力によって治すことができると信じています。
肉腫患者はがん患者の2パーセントと少なく、種類は50種類もあるため、治療法や薬剤の研究開発が立ち遅れています。
特効薬の早期開発は患者の誰もが望むところです。
私はそれに加え、私自身の生きたいと思う心を燃え上がらせたいと思います。
復職したら、自分自身が感じた人のあたたかさを子どもたちの前で語りたい。
これが私のささやかな明るい展望です。
ではおやすみなさい☆(・◇・)ゞ
明けない夜はない。
らんらん♪
はいこんばんはらんらんです。
みなさん調子はいかがでしょうか?
こちら調子はぼちぼちです。
とぉっっっつつても良いわけではありませんし、かなり悪いわけでもありません。
また、朝昼夜で調子も変わりますし、天気にも左右されます。
ちょっとしたことでも動揺しますし、しかし、動揺しないように自分をコントロール出来るようにはなってきています。
食事(●´ω`●)、運動(´・ω・`)、睡眠('д` ;)zzz、ストレス(≡ω≡.)
健康を取り戻すために、この4点をうまくコントロールしていきたいです。
自分自身の治癒力を信じる。
私は健康を取り戻すことができる。
念仏のように何度も唱え、唱えるだけでは「絵に描いた餅」になりかねないので、実現が可能になるように行動に移す。
行動に移すことをストレスやプレッシャーに感じない。
何事もゆっくり、楽しく行う。
一度きりの人生です。覚悟を決めて人生を後悔なきものにしたいです。
40歳でこのような気持ちになれたこと、このことは病気によって得られたものです。
今生きていることに感謝したいです。
今生きている満足感を更にたくさん得るために、明日もゆっくり生きていきます。
今日、院長先生とお話をしていて、改めてこんなことを考えました。
「自分自身の人生の主体は自分なんだ」ということを。
ではおやすみなさい。
明けない夜はない。ん?少し明けてきたかな?気のせいかな?
らんらん♪
こんばんは☆
本日は済生会熊本病院の主治医S先生に手術と腫瘍解析の結果から問診をしていただきました。
主治医先生:「いかがですか?(*´ェ`*)」
らんらん♪:「ぼちぼちです♪('д` ;)」
主治医先生:「では次回CTを撮りましょう。φ(.. )」
らんらん♪:「はい♪(´・ω・`)」
主治医先生:「予約を取りますから待合室でお待ちください。(_´Д`) アイーン」
1時間近く待ったのですが、2分で終了となりました。
う~~ん。。。ぼくも先生もシャイなので、いつもお話が淡々と進みます。
売店で「免疫力を上げるコツ」という本を購入しました。
次回は12月9日(金)造影CTです。
済生会熊本病院は非常に信頼感のある病院です。
検査結果がどうであれ、健康的な生活を心がけ、ゆっくり楽しく生きていきたいと思います。
おやすみなさい。
明けない夜はない。しかも明け方が最も暗い。
らんらん♪
こんばんは☆らんらん♪です(^^)
今日は「びわ灸」の先生や院長先生と「断捨離」についてお話をしました。
ご存じの方も多いと思いますが、断捨離とは、今の自分に軸をおいて使わないものをきっぱりと断ち、捨てることで、自分を解放していくという行動のことです。
断 = 入り込んでくるものを絞り込むこと
捨 = 不要なものを手放すこと
離 = ものへの執着から離れて自由になること
昔購入したものを通して、その時のなりたかった「理想の自分」の姿を見つけることができます。
理想としてはそうだったかもしれないのですが、何年も使っていないものはやはり今の自分には必要ない(使えない)ものです。だから、思い出を大切にしまって、しまいこんでいるものを捨てます。
ものを捨てると、今大切なものが見えてくるのではないかと思います。
そして、きっと物欲はなくならないと思いますが、捨てるという行為の後なので、買ったものを大切に使うようになるのではないでしょうか。
「断捨離」の生みの親、やましたひでこさんは、著書のあとがきにこう記されています。
すべてのモノは自分が選んで自分の生活に受け入れたモノ
だったらそれを愛おしんで 慈しんで 使い切ってあげて
ありがとうの想いをこめて手ばなしてあげる
モノも自分自身も使い切って終われたらいいなあ
・・・そうだよね。とってもこころにしみる言葉。
「断捨離」を通して、自分自身を大切にする感情(セルフエスティーム)を一つ学ぶ事になりそうです。
退院したら、ゆっくりですが「断捨離」実践してみようと思います。
いろんなことを楽にするために。今を楽しむために。
ではおやすみんみんぜみ
夜は明けているといいな☆
らんらん♪
こんばんは☆らんらん♪です。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
今日はカウンセリングの最終日でした。
やっぱり、色々な形で積極的にコミュニケーションを図っていくことはいいことですね。
楽しいことや、幸せを感じている時は、それ以外のことを同時に考えられないこと、気分を高めることも大切な人生におけるワークであることなどを教えていただきました。
大事なこと、これから求めていくべきものがわかりました。
らんらんは今後、楽しみながら健康を取り戻すことをゆっくりと考えていきます♪
感情は免疫系に多大な影響があるそうです。
楽しい、幸せと感じる時間を多く持ちたいです。
特に次の4つを大切にしながら、からだに負担をかけない生活に努めていきます。
1 食事 → 食べ過ぎず、過度に神経質にならず、良質のものをゆっくり楽しく食べる♪
2 運動 → 軽めの運動でゆっくり楽しくからだを動かす♪
3 睡眠 → ゆっくりとした良質の睡眠で新しい細胞の成長を促進する♪
4 ストレス → からだとこころのストレスを感じる前にゆっくりと瞑想する♪
・私がこれまでの同種の病気の方のデータと同じ結果であるとは限りません。
私は私なりの健康に役立つことを積み重ねて、健康を取り戻すことは可能であると考えていきます。
・数ヶ月ごとに検査をすればするほど再発に近づくとは限りません。
検査は単なるチェックであり、再発を示すものではありません。
私は私に合った健康への取り組みを続けることによって素晴らしい健康を取り戻すことは可能と考えていきます。
・「検査では悪いことを言われるに違いない」とは限りません。
検査は健康を取り戻すことに役立つことです。
結果はどうであれ、私の健康への取り組みは一生ずっと続くのであり、必要以上に途中経過を気にする必要はないと考えていきます。
これまでもそうだったように、これからもきっと気持ちのブレがあると思います。
ストレスもたまりやすいし、悲観的な感情が支配することもあります。
そんなときは、皆さんからの励ましが頼りです。
本当に感謝します。
そして今後もよろしくお願いします。
がんばりません。でもがんばります。
では☆(* ̄∇ ̄*)エヘヘ☆
明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは。らんらんです。
肌寒くなりました。
体調管理にはお互いに用心しましょう。
さて、本日もカウンセリングをしていただきました。
人間は育つなかで様々な性格を形成していくそうです。
私も独自の性格を持っています。
性格は、健康的なものだけではありません。
その部分を形作ってきた時に戻り、上書きをしていきます。
私は何をやるにしても心から楽しむことが苦手でした。
それは私の小学校時代からの性格です。
小学校時代の自分をぎゅーっと抱きしめて「楽しんでいいんだよ」と語りかけます。
楽しめなかった理由を一つずつ思い出して解決していきます。
そして、本当に楽しいと考えていることを一緒にやっていきます。
気がつくと2人は空の上で深く呼吸をしています。
ゆーったりとして気持ちのいい時間が過ぎていきました。
私はこれまで「再発しない生き方」を必死で探っていました。
しかし、それは再発をするという前提での行為でした。
これは「健康な生き方」に書き換えることにしました。
1 バランスのとれた食事
2 ウォーキングなどの軽い運動
3 よい睡眠
4 心のストレスを減らす
5 楽しいことをする
6 自分が行っていることを信頼する
少しずつ心にも変化と余裕が生まれてきたような気配を感じています。
ではおやすみなさい(⌒∇⌒)☆
明けない夜はない。
らんらん♪
lこんばんは。らんらんです。
昨日の続編です。
もしよければ読んでください。
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私は、昨年受診した人間ドックにおいて、がんを宣告された。
私の病名は「平滑筋肉腫」という聞いたこともないものだった。
これは、臓器や後腹膜、子宮などの平滑筋にできる悪性の難治性腫瘍である。原因は複雑な遺伝子の異常が発生に関係していると考えられているが、いまだ研究途上である。
肉腫は日本人の10万人に1人、がん患者の1~2%の発生率と言われる希少疾患である。このため、治療法の研究は進んでおらず、5年生存率は2割程度である。現状では治癒は期待できない。
調べれば調べるほど「どうして私が・・・」という気持ちで一杯になり、一挙に絶望の淵に落とされた気持ちになった。また、患者が少なく、治療方法や薬剤の研究開発が立ち遅れているという現状が、不安をますます募らせた。
治療方法は、大阪府立成人病センター研究所(大阪市)病態生理学部門の高橋克仁・部長と山村倫子・主任研究員らが、新しい「溶解性ウイルスを使った標的遺伝子療法」の開発を国の審査と研究助成を得て進めている。
全国の肉腫患者会「肉腫の標的遺伝子療法を推進する会(キュアサルコーマ)」では、厚生労働大臣に研究の推進を求める署名を提出するなど力を合わせ応援、援助してきた経緯もある。
しかし、残念なことに開発研究の地域住民への危険性に関する質問状の提出や、住民から同センター移転差し止めの仮処分申請が大阪地裁に行われているとの報道もあり、治療方法の確立が遅れる事を危惧し、悲しんでいる。
これまで治療薬を待ちわびながら、完成を見る事無く亡くなられた方、自分には間に合わないと分かっていながら後に続く仲間のために力を尽くされた方の意志は看過できない。完成が数ヶ月遅れるだけで救う事の出来る尊い命が失われていくことや、患者の絶望感を想像して欲しい。
私は昨年手術によって摘出したがんが再発し、2度目の手術を受けた。しかし、生きることに対する熱情は途絶えていない。
私は生きたい。
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明日も自分にとって幸せと思える日にしたいですね。
おやすみなさい☆
明けない夜はない。
らんらん♪
こんばんは。らんらんです。
今日も病室でのんびりしておりました。
たっぷりお昼寝をしたのですが、夜になると眠いですね。
病院食なので食べる量は一定です。体重も増減がありません。
さて、今日は病気と闘う際の心構えについて思いついたことを書きます。
昨日も書きましたが、自分の人生を決めるのは自分です。入院をして、「患者は自立しなければ」と感じました。
他人任せで不本意な結果を迎えた時に、自分の人生を悔やむことになってしまいたくありません。最終的には自分で考えて自分で決める。そのためにも、がんという病気のことを正しく理解して対応することが大切だと思います。
「正しく理解する」こと。そうしないと、いつも落ちつかないし、心が揺れ動いて仕事も手につかず、好きなことも楽しめません。とてももったいないことです。自身の人生を有意義に、悔いを残さず過ごすためにも、勇気を持って事実と向き合い、自分で考えて自分で決める自立した姿勢でありたいです。
とはいえ、ぼくの姿勢はまだまだ他力本願、逃げ腰です。
がんを告げられたら、特に若ければ若いほど落ち込みも深いと思います。
ぼくは、平滑筋肉腫の「再発」を宣告されてから、ダメージが大きくて、しばらく何も考えられませんでした。何を支えに生きていくか、限りある人生をどのように過ごすか、あるいは自分はこのままいのちを終えてしまうのかと考えました。
周りが励ましてくれることはとても感謝しています。しかし、正直に書きます。
この時代にあっても、治癒率が高くなったといっても、がんは厳しい病気で、特に稀ながんの患者が転移・再発すると、予後は厳しいのではないか。
(しかし、転移したからといってすぐに諦めてしまうこともない。可能性を追求することも大切だと思いますが。)
ぼくはそのことを覚悟しておくべきだと思います。
人間というのは、どうしてもよい方向に解釈しがちですが、良いことだけを考えていると、そうではなかった時のショックが非常に大きいのではないかと考えています。
定期検査で再発を早期発見し、手術できたとしても、微少転移があれば完治は難しいかもしれません。
しかし、完治が難しくても、自分の人生を有意義に過ごすことを考えるには、その時の火の粉を振り払わない限りどうしようもないと思います。
問題は、挑むためには心構えが必要ということです。事実と向き合う。そして正しく理解して気持ちを治療に集中させることが必要ではないかと考えました。
ぼくががんを患ってわかったことは、検査で何か異常を発見されるのがとても怖いということです。がんは手術は完璧にできても転移・再発の不安は常につきまといます。
早く検査を受け、発見されなければいけないのは頭ではわかっているけれど、受けたくない気持ちも非常に強いです。いつ再発するだろうか、死んでしまうのかと、術後の今も大きな精神的不安をいつも引きずってしまいます。これはがんの性質上、仕方がないことかもしれません。
それともう一つ。がんになってとてもつらいのは孤独感です。社会から取り残されているような気持ちになり、「なぜ自分だけが…」と思い悩みました。
でも、そんな時、家族や友人、子どもたち、がん友、お医者様や看護師さんたちにとても救われました。
ただ、がんになったらいつ再発するかわかりません。そのことを覚悟して、転移・再発する前に心構えをしておくべきだと思います。
いくら気をつけても病気になる時はなるのだと思います。風邪を引いた生徒諸君に「体調管理も自己責任」という理不尽なことを言った自分を恥じます。
悔いを残さないように日々やりたいことはやると言える強い意志を持ちたいです。
治療についても人生観によっても大きく変わるのではないかと思います。自身の人生を全うするために大切なものを中心に考えていきたいです。
まだまだ病気から学ぶことは多そうです。
それではおやすみなさい。
明けない夜はない
らんらん♪
こんばんは。らんらんです。
ぼくに必要なもの、それは、「健全思考」です。
積極思考(ポシティブ・シンキング)とは違い、健全思考(ヘルシー・シンキング)というものです。
大きな違いは、その考え方が事実に正確に基づいているかという点です。
(「サイモントン療法」から)
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どんなことに手を尽くしても、私は2年以内に死ぬに違いない
→ 2年以内に死ぬとは限らない。自分の力で大きな変化を生み出し、健康を取り戻すことは可能である。
病気が重くなり、自分の身の回りのことも出来なくなって、自分自身もつらくなり、周囲の人々にも迷惑をかけることになるだろう。
→ 病気が重くなるとは限らない。軽くなり、健康になる可能性もある。最善を尽くし変化を起こすことは可能である。周囲の人々に迷惑をかけるとは限らないし、周囲の人々に助けを求めてもよい。また、周囲の人々に「人を助ける機会」を与えている。
不健全な思考や感情が病状を悪化させているが、私にはその考え方を変える力はない。
→ 不健全な思考や感情が病状を悪化させているが、私にはその考え方を変えることは可能である。
一旦は元気になるかもしれないが、がんを完全に追い払い、健康で居続けることは出来ない。
→ がんを追い払って元気になり、ずっと健康でいることは可能である。
これらの変化は急いで起こす必要があるが、その方法も分からず、残り時間が足りなくなる。
→ 変化するために必要な時間は十分にある。今は、何をすればゆいかもよくわかっている。
変化を起こすことは不可能ではないが、私には無理である。
→ 変化を起こすことは可能で私にもできる。
ぼくは、くよくよする性格ですので、好ましくない感情が生活に支障を来していることがあると思います。
このようなトレーニングが大変効果的であると思います。
抱く感情が、身体に細胞レベルで影響を及ぼすことが分かっているそうです。
感情を改善させる、または安定させることが、身体にも良い影響を及ぼすということです。
まだまだ学ぶことが多そうです。
もっともっと健康になり、生きていきたいです。
明日も幸せな日でありますように☆
明けない夜はない。
らんらん♪
らんらん♪